これは2月3日に生けた桜の花。
枝物とは切り花で流通している枝の俗称で、草花などの花に対して枝物という呼び方をする。
花木の枝、葉を鑑賞する枝、実付きの枝などとあるけれど、生け花講座に参加しているおかげでいろんな枝物に触れる機会が増えた。
桜は蕾がたくさんついていたのが、徐々に咲いていくのを見るのが楽しい。
他の花が萎れてしまっても、枝物は寿命が長い。
大体2週間から1ヶ月持つので、長く観賞できるのが嬉しい。
思い切って玄関先に生けてみた。
(花瓶に投げ入れただけ)
1月27日のサンシュユもまだ元気なので、桜と一緒に入れる。
手前のクリスマスローズに比べると小さな花だけど、枝と共に眺めると面白い。
花器に生けたあと、元気なものを花瓶に移し、最後に枝物を愛でる。
花の楽しみ方を覚えた。
花壇に花を植え、花が咲くのを待ち、生けた花を眺める。
せかせかと忙しい日も、花があると落ち着いた気持ちになれる。
癒しと元気をもらい、心豊かに過ごせる。
いつも花に囲まれて暮らしたいな。