今日の生け花の完成写真。
いつも包みを開くまでどんな花材かわからないので、ドキドキする。
今日は主線として「サンシュユ」が入っていた。
まず「サンシュユ」を生けてみる。
初めて扱うミズキ科の木だ。
葉が開くより先に開花するので、今は枝と花だけ。
庭木や公園木として植えられているらしいが、鮮やかな小花で包まれた木は見応えがあるだろうな。
次にメインのお花「スカビオサ」を生ける。
和名の「マツムシソウ」の方が可愛らしい感じ。
青、紫、白、ピンク、黄、赤など様々な色と形を持つ花。
今日の紫はなかなか渋い色だ。
高さを変えて、三角形になるように3本を生ける。
次に「マーガレット」を隙間に入れていく。
短めに切ってバランスよくなるように。
最後に「杉」を小さくカットして周囲にあしらう。
紫は渋いけれど、黄色と白色が明るいので、うまくまとまった。
ここで、先生の登場だ。
主線になるサンシュユの左の枝と、右手前の枝を少し修正する。
空間に広がりが生まれてスッキリし、より落ち着いた感じになる。
まさに「ザ・生け花」だ。
自由にどんどん生けて、後でアドバイスを受けて修正する。
このスタイルは私にぴったり合っている。
以前に比べると、あれこれ悩まずにサッと生けられるようになった。
失敗しながら、覚えていく。
何事も経験を重ねることが上達につながるよね。
やってみ初めてわかることが意外に多い今日この頃だ。
ゆったりとした日常の中、マイペースでいろんなことに取り組んでいる。