友人宅の玄関先に咲いていた「金のなる木」は和名を「フチベニベンケイソウ」と言う。
幸運を招く木らしいが、花はとても愛らしい。
薄紅色の小さな花が密集してさらにボリュームが大きくなる。
「ネコヤナギ」の枝をいただいて帰る。
赤色の花芽からぷっくりとした花穂が出ている。
早春に他のヤナギ類より一足早く花を咲かせ、春の訪れを告げる落葉低木だ。
銀白色の花穂がふさふさした猫のしっぽに似ていることから「ネコヤナギ」の和名が付いた。
花芽が銀白色の花穂に変化する様子を眺めるのも楽しみだ。
先週土曜日に生けた桜の蕾が開いた。
桜の花びらの色はとても優しくて上品だ。
玄関でちょっとしたお花見気分が味わえる。
知り合いの栽培農家さんからいただいた菊。
5種類もあってそれぞれ見事に咲いている。
少しずつ取って花瓶に入れてみる。
鮮やかな色が部屋を華やかにしてくれる。
もうすぐ春のお彼岸(17日から23日)なので、花が綺麗なうちにお墓参りに出かけようと思う。
いろいろな形で花を愛でると、気持ちが優しくなる。
せかせかと日々を過ごしているけれど、もう少しのんびりしてもいいかな。