昨年4月から3月までの「わた仕事」講座で、糸をを紡いで草木染めをした。
先生が「何か作品を作らなきゃ」とおっしゃっていたので、タペストリーを完成させることにした。
写真の糸を使って織ってみよう。
去年から縦糸に凧糸を張っていた。
どんな図案にしようかと迷って、ほったらかしだったのを取り出す。
丘に虹がかかっている風景を織ることにする。
まず、水色を織る。
初期の糸なので、太くて不揃いだ。
緑色、淡い黄色、灰色を加えて、丘の完成。
予定より大きい丘になってしまう。
(最初の水色を多くし過ぎたせいかも)
虹に挑戦するが、斜めに織るのは難しい。
試行錯誤しながら織っていく。
青色の下に淡いピンクを入れる。
カーブの具合が気に入らないが、これが精一杯だ。
濃いピンクを虹の上側に織り込み、何となく完成かなと思った。
しかし、何か物足りない。
そうだ、木を入れてみよう。
丘の右端に木を一本織り込む。
モコモコした木になった。
自分で紡いだ糸で織る。
タペストリーの完成だ❣️
不格好でも味わいがあるので、満足している😄
綿の苗を植える。
綿を収穫する。
綿の種を取り除いてほぐし、篠を巻き、糸を紡ぐ。
単糸2本を撚り合わせて双糸を作る。
撚り止め、精錬の後、草木染めをする。
一本の糸ができるまで、長い時間をかけて取り組んだ。
時間はかかるけれど、面白い。
もっとたくさん糸を紡がないと、ストールのような作品は作れない。
先の楽しみを思いながら、地道に頑張っていこう。