今日は冬至、一年で一番夜の長い日。
綿仕事の講座ではセイタカアワダチソウで草木染めをする。
初めての体験だったので、ドキドキワクワク。
外での作業かと思い、防寒対策バッチリで出かける。
すると、殆ど屋内での作業と聞きほっとする。
(よかったぁ)
最初に乾燥させておいたセイタカアワダチソウを鍋で煮込む。
結構時間がかかるので、その間それぞれ好きな作業をする。
間でお弁当を食べる。
いなり寿司には柚子を刻んだのが入っていて「あっ冬至だね」と言いながら食べる。
鮭の柚子味噌焼きも美味しい。
デザートの水羊羹には隠し味でラム酒が使われていた。
「この香り何だろう?」と疑問が湧いたが、お弁当を作った方に聞いて確認できた。
染液ができたら濾して鍋に戻し、綿糸を漬ける。
糸を回転させながら全体に液が染みるようにする。
(1人10回ずつで100回、また100回)
水洗いして、軽くさばいておく。
その後、アルミ媒染と鉄媒染の2種類に挑戦。
まずアルミ媒染は焼きミョウバンを入れて媒染液を作る。
その中に糸を漬けると黄色がだんだん濃くなってくる。
次の鉄媒染は木酢酸鉄液を入れて媒染液を作る。
これは茶色になるらしい。
それぞれ何回も水洗いして絞ったあと陰干しにする。
その上に藍染をする人は、自由にしてねということに。
私はアルミ媒染で黄色くなった糸を藍染液に漬けてみる。
(この時だけ外での作業なのに慌てて上着を着ずに出てしまった😅)
漬ける時間の長短によって、緑の濃淡が出た。
グラデーションが出来て並べて乾かしてるのを見るだけでも綺麗❗️
同じ色でも微妙に差があって、それぞれの個性がよく出ている。
朝10時に集合したのに、夕方4時解散という長い1日だった。
でも草木染めは楽しくて、色の出具合が様々なのも面白かった。
充実したよい時間が過ごせた❣️
左から、アルミ媒染プラス藍染。
はっきりした緑色が出た。
もう少し漬ける時間を短くして優しい色にしてもよかったかも。
次はアルミ媒染をしたもの。
セイタカアワダチソウでこんな綺麗な黄色に染まるんだと驚き。
右端は鉄媒染したもの。
先生によると、もう少し茶色が濃く出て欲しかったそう。
でもグレー系の優しい色合いの糸が出来上がって嬉しい。
3パターンを体験できてよかった。
3月には紅花で赤色染めをする予定なので、また楽しみが増えた。