「綿の手仕事」サークルでの作品がようやく仕上がった。
ダンボールに糸をかけて織ったコースターが2枚。
4月に先生から綿を一袋いただく。
種やゴミを取り除き、綿打ちをして篠巻きを作る。
このふわふわしたのが篠巻き。
先の方からこよりのように糸を引っ張り出し、糸を紡ぐ。
これがとても難しくて、よりを掛けすぎるとくるくるになるし、よりが甘いと切れてしまうし、なかなか思うような太さの糸が紡げない。
「初めてだから、まず慣れるのが大事。太い細いがあってもそれはそれで面白いから大丈夫」という先生の励ましの言葉で頑張る。
紡いだ糸を2本より合わせて、双糸(そうし)という太い糸にする。
その一部を藍染にした。
7月下旬に藍染めを行う。
藍葉液に浸ける時間によって、色の濃さが異なるようだ。
みんなの糸をロープに干して乾かしている様子を見ていると、なんだかワクワクする。
少しずつ違った色の糸が並んでいるのは、綺麗で涼しげだった。
9月に2度目の藍染めをした時、長く浸けて濃いめの糸を作る。
9月下旬にダンボールに縦糸をかけ、横糸を通しながらコースター作りに挑戦。
そして今日、ヘムステッチで糸端の始末。
13回目の作業で作品が完成した❗️
綿から糸を紡ぎ、織って形あるものに仕上げるには長い時間がかかるんだと改めて感じた。
糸の太さが揃ってなくて、でこぼこした感じのコースターだけど、愛おしい。
(みんなは味があっていいねと言ってくれた)
次からはできるだけ細く均質な糸を紡げるよう、努力しよう。
回数を重ねることでだんだん上手くなっていきたいな。