「菜花いる?」と言われてすぐ「いるいる」といただいた。
「これ白菜の菜花よ。葉が巻く前に花芽が伸びてしまったの」
「えっ、白菜?」
よく知っている菜の花は、寒い時期から春にかけて咲くあの花。
可憐な黄色い花が一面に咲く菜の花畑は、見てるだけで心が和む風景だ。
菜の花はアブラナ科の花で、昔から観賞用、食用、菜種油として親しまれてきた。
調べてみて、アブラナ科の野菜の花芽も菜の花ということがわかった。
白菜、キャベツ、かぶ、ブロッコリーなどが挙げられる。
新芽を成長させて花が咲いた時が「菜の花」で、花が咲く前が食べ頃らしい。
つまり、蕾を食べるわけね。
カルシウム、鉄、葉酸、ビタミン、食物繊維など栄養素が豊富で、ほろ苦い味が特徴。
ナムルにして食べてみたけれど、白菜の菜花はそんなにほろ苦さは感じなかった。
そしてとても美味しかった。
菜の花レシピはたくさんあるので、残りはツナマヨ和えにしようかな。
白菜やキャベツの花芽も菜の花だなんて、この年で初めて知って驚いた。
周りに野菜を作ってる人が結構多いけれど、うちには畑がないので、作物がどんな風に育ってるのか全く知らない。
知ることによって、食の楽しみが増える気がする。