ロマネスコは「世界一美しい野菜」と言われている。
カリフラワーの一種で、「フラクタル構造」の緑のつぼみが特徴的な野菜。
いきなり「フラクタル」なんて数学的な用語が出てきたけれど、調べてみてもちんぷんかんぷん❓
幾何学の概念で、図形が自己相似になっているものを言うそうだ。
「部分と全体が同じ形から成り立っている図形」という説明にようやく納得。
ロマネスコはつぼみが成長しきる前に別のつぼみがどんどん生まれてくる。短期間に何度も繰り返されることでフラクタルとなり、複数の円錐形が集まったように見える。
味わいはブロッコリーに近く、コリコリとした食感はカリフラワーに似ている。
カリフラワーより少し甘く、加熱で甘みが増すという。
さて、どうやって食べようか。
ベーコンと合わせてシンプルな料理にしてみた。
《材料》
ロマネスコ1株 ベーコン(ハーフサイズ)4枚
オリーブオイル大さじ1 酒大さじ1
塩小さじ1/4 粉チーズ大さじ1
カレー粉小さじ1 おろしにんにく小さじ1/3 こしょう少々
《作り方》
1 ロマネスコは小房に分け、600Wのレンジで4分程加熱する。ベーコンは1㎝幅に切る。
2 フライパンにオリーブオイルを熱し、ロマネスコ、ベーコンを炒める。
3 酒、塩、粉チーズ、カレー粉、おろしにんにく、こしょうを合わせたものを加えてさっと炒める。
彩りも綺麗で、優しいカレー風味がロマネスコの味を引き立てた。
シンプルだけど、いくらでも食べられる一品だった。
くせがないので、いろいろな味付けができる。
みなさんもお試しあれ。