以前から、右肩に痛みがあった。
腕を斜め後ろに動かした時に、ズキっとする。
最近は左肩まで痛くなった。
何が原因かわからず、ある日急に痛みを感じるようになった。
左腕を真横に上げると鈍い痛みがある。
そのまま横から上に上げようとすると、痛くて上手く上がらない。
世間ではこれを「五十肩」と呼ぶのだろうが、60歳を過ぎるとなぜか申し訳ない気がするのはどうしてだろう。
確かに六十肩とか七十肩とか言わないので、五十肩にしておこう。
「五十肩」は肩関節周囲炎のひとつで、英語では「Frozen Shoulder (凍った肩)」と言うそうだ。
なるほど、そのとおりだ。
私の場合、腕を高く上げさえしなければ特に支障はない。
病院に行くほどでもないので、放っておけば治ると高を括っている。
でも何もしないわけにはいかないので、できるだけ腕と肩を動かすようにしている。
ラジオ体操は腕を回す動きの部分が多く、全身が軽やかになる。
手足が動く範囲でゆるゆるとやるのが大事。
ストレッチも行って、可動域を広げるように心がけている。
昨日、4週間ぶりにフラメンコのレッスンに参加した。
両腕を上げて片方ずつ下ろす動作が続くのと、久しぶりなのとで結構きつかった。
でも音楽に合わせて体全体で踊るのはとても楽しい。
ステップはしっかと刻み、腕は加減しながら踊る。
近頃は2週間に一度しか参加できないけれど、心地よいひと時を過ごせた。
体全体を動かすのが、五十肩には効果的だと思う。
無理せず、できる範囲で頑張ってみよう。