うちにはレモンの木が1本ある。
庭の隅それも倉庫の向こうなので、ついつい手入れが疎かになる。
水やりも毎日はしていない。
それにも関わらずたくさん枝葉が茂り、背も随分高くなり、道路からでも高く伸びた枝が目に入る程だ。
前々から剪定をしなくちゃと夫を促していたが、一向に腰を上げない。
(体も腰も重くて困る😅)
レモンの剪定は柑橘類の休眠期である2〜3月頃、遅くとも4月頃が敵期。
夏場は木の生長が盛んで木を傷めてしまうおそれがあり避けた方がよいとされている。
なのにもう夏が終わるよ。(いや秋の初めか)
「肘を痛めてるから無理」「仕事が忙しいからできない」「暑いから嫌」など、いつも何かしら理由がある。
言い訳ばかりで話にならない。
私は肩が痛くて非力なので、高枝切り鋏がうまく扱えない。
それに2人でやった方が早いからと機会を窺っていたが、9月になってしまった。
昨日、とうとうレモンの剪定の予定をクリアーできた。
8月頃にはレモンの摘果をしないといけないので、それに合わせて遅まきながら剪定も行なった。
摘果は小さすぎる実や形の悪い実を間引くこと。
果実の数を減らすことで、栄養の分散を止め、大きな実を収穫することができる。
葉が重なって過密状態で風通しも良くない感じ。
バッサバッサ枝を切り、めちゃくちゃスッキリした。
ようやくTO DO LISTが一つ完了したわけだ。
お隣のお家がよく見えること。
見上げるとまだたくさんの葉が茂っているけれど、まぁいいか。
レモンの実がたわわにぶら下がっているのが嬉しい。
今年の4月にはわずか3個しか収穫できなかったけれど、今30個くらいは実っている。
摘果したのは卵くらいの大きさのもの。
綺麗なのだけ、持ち帰る。
剪定の時に、不要な枝を間引くだけでなく、トゲも取り除いた方がいいらしい。
気になるところだけハサミで切って作業を終えたので、今度トゲを取り除いておこう。
楽しく収穫するためには、地道な作業が必要なんだなぁ。