アリスの雑記帳

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宝光寺の石庭

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2018年に香川県指定名勝となった「宝光寺庭園」を訪れた。

宝光寺は980年頃創建された曹洞宗の寺院。

東かがわ市東山にあり、安産の寺として知られている。

江戸時代後期に作られた石庭が新聞に紹介され、以前から気になっていた。

今回、機会に恵まれてようやく石組みのお庭を眺めることができた。

(嬉しい❗️)

山を背景にして、大小の岩が約300個も並べられている。

斜面を利用して何段にも並べているのが特徴らしい。

四角い石や階段状の石組みもあれば、尖った三角形の大きな岩もある。

無造作に並べているようで、なんらかの規則性も感じられる不思議な空間だ。

手前にはブルーグリーンの池もあり、落ち着いた雰囲気と奥行きをもたらしている。

里山に抱かれた静かな場所で、じっと眺めていると心洗われるような気がする。

庭の横にはシンパクの木がある。

樹齢500〜600年と推定されており、県内で2番目に古いと言われている。

シンパク(真柏)はヒノキ科の針葉樹で、ヒノキの中で最も美しいことから「真柏」という愛称が付いた。

ちなみに最も古いのは小豆島の宝生院にあるシンパクで、樹齢は1600年以上だという。

国指定の天然記念物でパワースポットとして知られている。

 

石庭は絵に描くと面白い題材なので、次回はマイナスイオンに浸りながら思う存分鑑賞したいと思う。

自然の中で山と一体となったお庭を眺めるていると、なんだか気力が湧いてきた。

パワーの源かも知れないなぁ。