東かがわ市東山にあり、安産の寺として知られている。
江戸時代後期に作られた石庭が新聞に紹介され、以前から気になっていた。
今回、機会に恵まれてようやく石組みのお庭を眺めることができた。
(嬉しい❗️)
山を背景にして、大小の岩が約300個も並べられている。
斜面を利用して何段にも並べているのが特徴らしい。
四角い石や階段状の石組みもあれば、尖った三角形の大きな岩もある。
無造作に並べているようで、なんらかの規則性も感じられる不思議な空間だ。
手前にはブルーグリーンの池もあり、落ち着いた雰囲気と奥行きをもたらしている。
里山に抱かれた静かな場所で、じっと眺めていると心洗われるような気がする。
庭の横にはシンパクの木がある。
樹齢500〜600年と推定されており、県内で2番目に古いと言われている。
シンパク(真柏)はヒノキ科の針葉樹で、ヒノキの中で最も美しいことから「真柏」という愛称が付いた。
ちなみに最も古いのは小豆島の宝生院にあるシンパクで、樹齢は1600年以上だという。
国指定の天然記念物でパワースポットとして知られている。
石庭は絵に描くと面白い題材なので、次回はマイナスイオンに浸りながら思う存分鑑賞したいと思う。
自然の中で山と一体となったお庭を眺めるていると、なんだか気力が湧いてきた。
パワーの源かも知れないなぁ。