母娘旅行2008 その2
今日は鎌倉観光をする。
実は鎌倉に来るのは初めてなので、見るもの全てが新鮮で面白い。
山門は、夏目漱石の『門』にも登場する美しい門。
執権北条時宗が宋より招いた無学祖元により1282年に開山。
質素に見える造りだけれど、屋根の内側の木の組み方は複雑で芸術的だ。
境内の白梅が満開で華やぎを添えている。
茅葺き屋根の建物は「佛日庵(ぶつにちあん)」
北条時宗の廟所として建立されたという。
シンプルながら重みを感じる。
この鐘は「洪鐘(おおがね)」と呼ばれ、1301年北条貞時が鋳造、寄進したもので、鎌倉第一の大鐘である。
次に建長寺を訪れる。
鎌倉五山第一の寺院で、1253年に北条時頼と大覚禅師により創建された、わが国最初の禅寺である。
梵鐘は1255年に造られたという。
円覚寺に比べると、すっきりした佇まいのように思える。
そのまま徒歩で鶴岡八幡宮を拝観する。
11世紀後半(1063)源頼義が京都の石清水八幡宮の分社を由比ヶ浜に祀ったのが始まりとされている。
武家社会が誕生した鎌倉時代。かつて、鎌倉の地は国の中心でした。その当時、「鎌倉の守り神」、「武士の守り神」として人々の精神のよりどころとなっていたのが鶴岡八幡宮です。
ずらりと並んだ酒樽には驚いた。
こんなにたくさんの酒蔵から奉納されているんだ!
その後、小町通りをぶらぶら散歩し、住宅街にあるお店でlunch❤️
デザートのプリンが美味。
(今はどんな味だったのかもう思い出せない、遠い昔)
念願の江ノ電に乗り、鎌倉の大仏さん(銅造阿弥陀如来坐像)を見る。
予想していたより小さかった。
高さ(座長)は11.31mで台座も含めると13.35mある。
東大寺の大仏と比べるとやはり一回り小ぶりである。
でも大仏殿で覆われてないので、遠くからでもお顔を拝見できる。
1252年に鋳造が開始されたという記録はあるが、完成がいつだったのか謎らしい。
最初は大仏殿があったけれど、台風や大津波で倒壊し、1498年頃(室町時代)には現在の「露座の大仏」になっていたそうだ。
(大仏殿あったんだ)
雨ざらしなので、傷みが結構あるように見える。
でも優しい表情で瞑想に耽っている姿は、安らぎと穏やかさを与えてくれる。
(サザンの歌に出てくる地名に行ってみた)
夕食は横浜ベイクォーターの栗原はるみさんの店「ゆとりの空間」で。
(2019年1月に閉店したらしい)
一日中あちこち歩き回ってかなり疲れたけれど、好奇心をが満たされて大満足だ。
明日は東京で遊ぶぞ。
その3につづく