朝早くに家を出て、まんのう公園を訪れた。
夏には中四国最大級の野外ロックフェス「モンスターバッシュ」が開催されるので有名な国営公園だ。
今年で25周年になるらしい。
「涼しくなったからウォーキングに行かなきゃ」と言っていたら、突然「まんのう公園行こう」ということになり、慌てて出かけた。
そろそろコスモスも咲いてるだろうなーと楽しみだった。
10時前の駐車場は小学生の遠足のバスが3台と、数台の車だけ。
「昇竜の滝」ではちょうど10時が瀑布タイム。
岩の上をほとばしる水飛沫の迫力は思った以上だった。
いいタイミングで眺めることができてラッキー!
緑の丘を背景にピンクや紅、白のコスモスがかわいい花を咲かせている。
左は最もポピュラーな「センセーション」で右は「あかつき」。
縁取りがあると花の形がくっきりと見える。
半八重咲のコスモスは「サイケ」、右は「カップケーキ」。
いろいろなコスモスがあって、名前も面白い。
キバナコスモスも咲いていた。
車に乗って中央駐車場から北駐車場へ移動。
(広いので歩くと大変だぁ)
「花巡りの丘」ではコキアの壮観な眺めを楽しんだ。
(これだけ植えるのは大変だろうな)
コキアは和名をホウキギと言い、昔は茎を乾燥させて箒を作っていたという。
丸々とした可愛らしい形とふんわりした感じは、マカロンかマシュマロがずらりと並んでるように思えた。
夏頃は緑色なのが、次第に紅葉し始め、くすんだ緑と赤のグラデーションの色合いも魅力的だ。
10月下旬になると赤と小麦色のグラデーションに変わって、最後は小麦色になる。
以前プランターで育てたことがあるが、小麦色になると本当に箒みたいだった。
丘を下って行くと、巨大なススキのお化けが生えていた。
調べるてみると「パンパスグラス」というイネ科の多年草で南アメリカ原産。
アルゼンチンの大草原(パンパス)に生えている草(グラス)という意味。
花穂は羽毛のようにふわふわと直立している。
ススキもイネ科だけど、東南アジア原産だというから似てるけど別物なんだ。
いろいろと勉強になった。
肝心のウォーキングはというと、坂道や階段もあり園内も広かったので、結構頑張ったと思う。
ゆっくり花を愛でながら歩くと、あまり疲れた気がしない。
秋の爽やかな空気の中で、楽しむことができた。