陶芸の作品が完成した。
粘土で成形したのは、6月から7月にかけて。
8月は先生の都合でお休みだったが、そのままずるずると9月も休んでしまった。
10月になってようやく重い腰を上げたばかり。
だから、作品はまだ途中で今回の素焼きには間に合わなかった。
11月8日に釉薬がけをした。
本焼きが出来たという連絡が入ったので、今日取りに行った。
陶器は焼くと12%ほど収縮するので、小鉢を作ったつもりが湯呑みサイズになってしまったが、ピンクっぽいラインが素敵に入ってよかった。
筆で蝋を塗って釉薬が入らないようにし、ペールブルーの釉薬を掛けたもの。
(ペールブルーは先生の調合による色)
これはペールブルーとSGブルーを半分ずつ掛けたもの。
(SGブルーも先生の調合)
重なった部分の微妙な色が面白い。
これは内側にクリアカラー(透明)を掛け、外側をSGブルーにしたもの。
瑠璃色がとても鮮やかで、形のいびつさを補ってくれる。
これは内側クリアカラー、外側ペールブルーのもの。
少し浅過ぎてあまり物が入らない気がする。
(まだまだ修行が足りないなぁ)
先生が「鉢を10個作りなさーい」と言うのでせっせと作ったけれど、どうも私にはろくろでの制作が向いてないように思う。
腕力が足りないのだ。
素焼きした陶器に釉薬を掛け本焼きすると、高温で溶けてガラス層になり、表面に光沢を出し液体の染み込みを防ぐ。
一塊の粘土から形を作り釉薬を掛けて焼き上がるまで、どんな色合いになるのか見当もつかないが、それが楽しみでもある。
小鉢がたくさん出来たので、食卓に彩りを添えてくれることだろう。