アリスの雑記帳

日々是好日

竹籠の修行

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今日のテーマは「竹籠作りの復習をする」

 

日曜日に竹細工教室で「波六つ目編み籠(六つ目編み波縁籠)」を作った。

先生は籠作りの超名人で県の「むらの伝統伝承士」に登録されている。

師匠と呼ばせていただこう。

師匠1人に生徒9人。

参考になるコピーが1人4枚あるのだけど、なんと、コピー機のインク切れで1枚目が行き渡っただけ。

これは、師匠の手元を見て、その都度聞きながらやるしかない!

間違えていると、さっと解いてやり直しをしてくださるので、自信がない生徒たちは何度も師匠の元に行列。

何とか2時間あまりで作品は完成❗️

 

でも家で復習しなきゃ、忘れてしまう。

竹ひごもたくさん作ったので、もう1個作れるから頑張ってみよう。

《材料》

表皮竹ひご 12本  身竹ひご 6本

(いずれも長さ60㎝ 幅0.5㎝ 厚さ0.5㎜)

1 底を六つ目編みで作る。

底編み完成。六角形が19個できた。

2 立ち上げて側面を編む。

 3本ずつセットにして差し込みながら形作る。

左側の6箇所が終わったところ。

3 右側のひごも順番に差し込む。

4 仕上げをする。

立ち上げの時わかりやすくするため、六角形の頂点に印をつけた。

すると、全てが順調に捗った。(3回目)

 

底編みまではOK。

コピーは原本を写メしたからプリントアウトして手元にある。

なのに、2の工程から躓いた。

なんか違う?

YouTubeの動画を見ると、完全に間違えていた。

やり直し2回目。

コピーと動画を参考にしながら、ゆっくり作業する。

3の工程もこなし、4の仕上げに入る。

どうも1箇所おかしい部分があることに気付いた。

全部解いて底編みに戻した。

そして写真のように赤いシールを貼ってみた。

すると、サクサク捗るではないか。

やはり目印は大切だ。

迷える子羊をちゃんと導いてくれる。

まあ3回目ともなると、要領もよくなっているし、竹も曲がりやすくなっているからうまくできたんだと思う。

試行錯誤しながら、一人で完成させることができて嬉しい。

(時間は4時間くらいかかったけれど)

そして法則的なことも理解しながら作業できたので満足している。

(日曜日には何でそうするのか?と疑問だらけだった)

「六つ目編みや、何も見ずサッとできるくらいにならな、いかんよ」

師匠の声が耳に痛い。

まだまだ修行生活は続くのであった。