最近、キウイが安く出回っているので朝食によく食べる。
生以外の食べ方があるかなとゼスプリのおすすめキウイレシピのスイーツ部門を見ると、キウイアーモンドケーキに目が止まる。
焼き菓子にしたらどんな味になるのだろうという興味もあり、作ることにする。
🥝キウイアーモンドケーキ
《材料》
アーモンドプードル50g 無塩バター100g
薄力粉90g ベーキングパウダー4g
ラカントS40g
グリーンキウイ1個 卵2個
(本来のレシピではアーモンドプードル60g、グラニュー糖80g)
《下準備》
・バターは室温に戻す。
・卵を室温に戻し、溶いておく。
・オーブンシートをパウンド型に敷く。
・オーブンを170℃に予熱する。
《作り方》
1 キウイは皮を剥き5mmの半月切りにする。
2 ボウルにバター、ラカントSを入れてよく混ぜ、卵液を3回に分けて加え泡立て器でその都度よく混ぜる。
3 アーモンドプードルを入れて、ゴムべらで切るように混ぜる。
(こうすると、しっとり焼き上がる)
4 薄力粉、BPを振るい入れ、さらに切るように混ぜる。
5 型に流し入れ、キウイを並べる。
6 170℃のオーブンで45分焼く。
むむっ?一瞬、ゴールドキウイかと思った。
見た目はバッチリ、中身もきめ細かく焼けている。
はてさて、お味はいかに❓
果物は加熱すると甘くなると聞いていたけれど、キウイは違った。
甘味はどこへ行ったんだ〜?
甘みがかき消されて、酸味がグッと強調されている。
生地はしっとりし、アーモンドの香りがほのかにして香ばしい。
上手く焼けていてなかなか美味しい。
トッピングのキウイは酸味強めだけど、これはこれでいける。
でも、甘いもの好きの人にはちょっと•••という感じかもね。
なぜこうなるのか、調べてみる。
キウイは非常に栄養豊かなフルーツで、ビタミンC、食物繊維、カリウム、鉄分、アクチニジン(タンパク質分解酵素)などが含まれる。
加熱すると、ビタミンCや酵素が壊れてしまうので、生で食べる方がいいらしい。
甘味より酸味が強いので、加熱によって細胞壁が破壊され、酸味が全体に均一に広がってしまったようだ。
なるほどなるほど。
果物によって甘味と酸味のバランスは異なるので、キウイはバナナやリンゴとは違うんだということがわかった。
加熱すると、色も変わるし、味も大きく変化するなんて不思議だったけれど、物事にはきちんと理由があるのだね。
一つ賢くなりました。