2003イタリア名所めぐり旅 その6
6日目(8/7)
今日は3000年にわたって芸術・建築・文化の面で世界に影響を与え続けている国際都市ローマの観光です。
(東京ディズニーランドより狭い)
その小さな国にあるカトリック教会の総本山。
「聖ペテロ」の墓所に4世紀に創建され、2代目となる現在の建物は1626年に完成。
世界最大の教会建築で、なんと6万人も収容できるらしいです。
ファザードの上部には11使徒の像が並んでいます。
クーポラはミケランジェロ(1475-1564)の設計。
高い天井の細部まで装飾が施され、その空間に厳かな雰囲気が漂っています。
バチカン市国と教皇を警護するスイス衛兵の初期の制服は、ミケランジェロがデザインしたとも伝えれらています。
本当に天才っているんだなぁ。
約2000年前に建てられた円形の闘技場。
周囲527m、高さ48mで収容人数は5万人。
剣闘士と猛獣との死闘を市民たちが娯楽として観戦していたそうです。
市民は盛り上がったかもしれませんが、剣闘士たちは生きるか死ぬかの瀬戸際。
二者のギャップの大きさに何とも言えない気持ちになりました。
コロッセオのそばにある、古代遺跡。
ローマ市民の生活の中心として栄えた大広場はローマ帝国の栄光が甦る場所です。
左の写真は「コンスタンティヌスの凱旋門」で、315年に建造されたもの。
☆トレビの泉
1762年に完成しポーリ宮殿と一体になったローマで最大の噴水。
「後ろを向いて肩越しにコインを一枚投げ入れるとまたローマに戻れる」という言い伝えがあり、多くの観光客で賑わっています。
先日(2023.5.21)環境活動家が炭入り液体で水を黒く染めました。
ニュースを見て、驚くよりもとても残念な気持ちになりました。
☆真実の口
1632年、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁に設置されました。
「嘘つきが手を入れると噛みちぎられる」という伝説があり、ドキドキしながら手を差し入れてみました。
奥が見えないと何故か不安になってしまいがちです。
☆スペイン広場
スペイン大使館があることからそう呼ばれるようになりました。
広場中央には135段のスペイン階段があり、『ローマの休日』でオードリー・ヘップバーン演じるアン王女がジェラートを食べたことで有名です。
私たちは階段中央の手すりに座って写真を撮りました。
その後、ショッピングをしてタクシーでホテルまで帰りました。
1日歩き回ると暑さでバテバテ。
アイスコーヒーで水分を補給❣️
「ローマは1日にして成らず」という言葉を実感した気がします。
街中に遺跡があると、過去の積み重ねの上に現在があることを意識するきっかけになるでしょうね。
その7につづく