ソメイヨシノが満開を過ぎて、葉桜になりつつある。
久しぶりに中央公園までウォーキングを兼ねた花見に出かけた。
すると、大きなピンクの桜が出迎えてくれた。
花びらが数えきれないくらいたくさんある大型の花。
八重咲の里桜だった。
ソメイヨシノが終わる頃に花開くので、桜のバトンタッチは上手いものだ。
とても濃いピンク色の花は近くで見ると迫力がある。
里桜は若芽と同時に美しく大きな花を咲かせる。
ソメイヨシノに次いで多くの場所で植栽されているという。
ソメイヨシノの足元には花びらのじゅうたん。
風に流されてふんわりと散る様子は風情があった。
散りゆく桜もまた美しい。
里桜はもうすぐ満開を迎えそうだ。
同時に二つの桜を楽しむことができて、ラッキー❣️
公園内を散策していると、まだ頑張ってる桜もちらほら。
春のある時期に満を持して多くの花を咲かせ、人々の心を癒してくれる。
ああ、今年も綺麗に咲いたなあと喜びを与えてくれる。
咲く前は早く咲かないかと気もそぞろになり、雨や風が強いと花が散らないか心配になる。
それほど人の心を騒がせる桜も、葉桜の時期が終わり葉が落ちてしまうと、何の木だったか忘れ去られる。
植物はそれぞれのサイクルで季節と共に生きている。
季節ごとの花を眺めて愛でることが、穏やかな生活につながっている気がする。