1ヶ月ぶりに生け花講座に参加した。
花材の包みを開くと、石化エニシダの姿が見える。
（また石化エニシダかぁ〜）
花材は、当日先生が花屋さんから買って来るので、見てのお楽しみ。
でも石化エニシダはつい最近使ったところだ。
（扱ったことのないのを生けてみたかった）
最初は、自由に生ける。
まず、主線となる石化エニシダを3本生ける。
左、真ん中、手前と長さを変えながら入れる。
左が第1主線で一番長く、真ん中の第2主線は第1の2/3の長さ、手前の第3主線は第2の2/3の長さにする。
次にメインの花となるカラーを真ん中辺りに入れてみる。
（修正は後で先生の指導のもとに行う）
カラーはシンプルですっとしたフォルムが凛とした姿の花で、花束だけでなくコサージュなどにもよく使われているのを見かける。
茎が太く柔らかいので、ここと決めた場所に生けなければならない。
どうも中心にギュッと固まった感じでピンとこない。
モンステラは深い切れ込みや穴の開いたような葉が魅力。ハワイアンモチーフにもよく使われ、エキゾチックな印象のオシャレで人気の観葉植物。
「先生、助けてください」
かなり修正を加える。
カラーの位置と高さを変えて流れを作る。
モンステラは左にあったのを手前に入れて、足元隠しをする。
最後は石化エニシダだ。
針のような葉を一つずつ丁寧に開く。
その時、平行になるように注意する。
そして、隣り合った葉が同じ長さにならないようにカットする。
長い短い、高い低いに気をつけ、なおかつ全体のラインを形作る。
これがなかなか難しくて、大変だ。
バランスも考えながら、どうカットするか悩んだ。
先生のアドバイスに従いながら、徐々にいい形にまとまってきた。
ただ見た目が綺麗に生けるだけじゃなく、陰陽の見方も必要だ。
少しずつ身につけていけたらいいなと思う。
まだ経験が浅いけれど、ゆったりとした気持ちでお花と向き合いたい。
