カラフルな風車が参道の天井に飾られているのは、香川県東かがわ市にある白鳥(しろとり)神社です。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の霊が白鳥となって舞い降りた場所に神殿を造ったのがはじまりといわれています。
手水社にも風車が。
境内のあちこちにたくさんの風車が飾られています。
コロナ禍で行事自粛の頃、参拝される皆さんにひと時でも癒されてもらおうと2021年9月から設置されました。
「いい風」が吹いて物事が「良く回り」ますようにという願いが込められています。
今では2000個以上の風車がクルクル回り、「かざぐるま回廊」として人気です。
季節に応じてボランティアの方々が入れ替えているので、楽しみです。
拝殿でお参りをしました。
おみくじや絵馬と一緒に「ハマチのおみくじ」が吊るされていました。
ハマチくんの表情には愛嬌がありますね。
さて、社殿の裏参道は広大な松原の中。
日本一低い山という「御山(みやま)」を見つけましょう。
矢印の先に文字の刻まれた標石が。
標高3.6mの山の山頂です。
これが山?不思議に思い、離れて撮りましたが、どうも納得できません。
2004年の台風で浸水した際、松原の中に周囲より高い場所が発見され、2005年にまちおこしとして山開きされたそうです。
社務所では登山証がもらえるそうです。
(らくらく登山だね)
巨大なクスノキを発見。
樹齢800年、高さ30mの御神木は2001年環境省の「かおり風景百選」に選ばれました。
手前の車と比べると、枝振りの見事さがよくわかるでしょう。
こんなに大きなクスノキは初めてお目にかかりました。
その近くに白壁の建物が。
外観を「ブギウギ」の香川のシーンで「白壁の家」として利用したと聞きました。
この建物は「猪熊邸」です。
白鳥神社の初代宮司・猪熊兼古の住まいとして1664年に建てられました。
(高松藩主松平頼重公が社殿を再建した時に京都から迎えられました)
ウォーキングしながら、楽しい発見もあって、体も心も満たされました❣️