アリスの雑記帳

日々是好日

ドン・キホーテの風車

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スペインアンダルシアの旅 その2

3日目(12/25)

バレンシアのホテルを7:50に出発。

今日はラ・マンチャ地方を経由してグラナダへ向かいます。

ほとんど移動の1日です。

 

日本のツアーは、〇日間周遊の旅と銘打ったものが多く、時間に余裕のない私たちはそれに飛びつきます。

実際に参加すると、バス🚌長時間の移動はとても疲れることがわかりました。

目を引くものもなく、ただひたすら走るだけ。

点と点を結ぶ直線上で、私は眠るのでした。

 

途中で外を見ると、雪が積もっていました。

空はどこまでも広く、平原が続いています。

 

約5時間でラ・マンチャ地方の、カンポ・デ・クリプターナという街に到着。

早速白い風車群の見学です。

お天気は生憎の曇り空。

青空に白い風車だとよく映えるのになぁ。

(ちょっと残念😥)

 

セルバンテスが17世紀初頭に著した小説『ドン・キホーテ』の中で、主人公が巨人と勘違いして突進した風車群のモデルとされています。

当時は34基あった風車が、10基ほど残っています。

風車小屋の内部に入って街並みを眺めました。

 

昼食はプエルト・ラピセという街に移動。

旅籠(はたご)だった昔、セルバンテスが泊まったというレストランで昼食。

豆のスープとチキン料理の後、焼き菓子のデザート。

パイ生地を花の形にして揚げて砂糖をまぶしたもので「フロール」という名。

アイスクリームが添えられていて、美味しくいただきました😋

 

レストランの前庭には天を仰ぐドン・キホーテの像があり、壁にはサンチョ・パンサと並んだ姿がありました。

小説の中の登場人物なのに、人々に愛されているのですね。

 

再びバスに乗り、グラナダまで3時間半の旅。

夕食はホテルで取りました。(20時)

ホテルの部屋はイスラム的な雰囲気。

グラナダは8世紀から15世紀までイスラム支配地域だったのですね。

 

ナスル朝グラナダ王国イベリア半島における最後のイスラム王朝で、250年存続したが、1492年に滅亡。

 

明日はナスル朝時代に建設されたアルハンブラ宮殿の見学。

ワクワクして眠れそうにないなぁ。

 

その3につづく⭐️