2007年 直島滞在記 その1
また昔の思い出語りです。
2007年11月23日、高松港12:40発のフェリーで直島に向かいました。
13:30宮浦港に到着。
50分の船旅でした。
宿泊先のベネッセハウスまでバスで行きます。
ベネッセハウスは「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として1992年に開館しました。
半年前に予約してなんとか取れたので、わくわく気分でチェックイン。
「ベネッセアートサイト直島」というアート活動は、1985年に「瀬戸内の島に世界の子どもたちが集える場を作りたい」福武哲彦さんと、直島に教育的な文化エリアを開発したい当時の町長の思いが重なったことが始まり。
安藤忠雄さん設計のベネッセハウスができてから、さまざまなアート活動が広がっていきました。
さあ、屋外のアートの見学です。
ジョージ・リッキーの「三枚の正方形」
丘の上に突然現れました。
どんなバランスで立っているのか不思議で、裏まで回って見た程です。
ニキ・ド・サンファール「腰掛」
なにやら読んでいるおじさんの隣に座って、写真を撮ることもできます。
カラフルな色彩でこちらまでウキウキします。
草間彌生「南瓜」
誰もが知っている作品です。
夕日を受けて影になってますね。
1994年に設置された「南瓜」は2121年8月9日、台風9号による高波で海に流され破損してしまいました。
草間さんが再制作し、2022年10月4日に復活。
(強風対策がしっかり施されたとのこと)
ベネッセハウスで宿泊したのはミュージアムの上にある客室。
宿泊特典として夜のミュージアムに無料で入れました。
ベランダから見えるのは、穏やかな瀬戸の夕暮れです。
夕食は夜景を眺めながらテラスレストランで。
対岸の高松はキラキラ輝いていました。
部屋で驚いたのはバスルーム。
入浴中でもガラス窓から海が眺められます❗️
(ミュージアムデラックスツインという部屋だけらしい)
そしてテレビがありません。
ゆっくり自然とアートを楽しんで欲しいということでしょう。
とても贅沢な時間を過ごしました。
その2につづく