若かったら、この絵のように軽快にウォーキングできただろうな。
最近、体調を整えるためにウォーキングを再開した。
春にはしていたけれど、夏は熱中症にかかるといけないのでパスし、涼しくなる秋を心待ちにしていた。
基本的に、公園に行って遊歩道を歩くことにしている。
幹線道路の歩道を歩くのは車の排気ガスや騒音が嫌だし、のんびり景色を楽しめないから避けている。
久々に近所の公園に行くと、外回りの桜並木の遊歩道が荒れ果てていた。
キャンプ場や運動施設は利用者も多く、整備されていたが、外回りの方まで手が回っていと思った。
(元気があったら、草抜きをしてあげるんだけどな)
遊歩道を諦めて、グラウンドの端を歩いた。
三日後、隣街の公園に行ってみた。
ここは、季節ごとに花が見られるのが楽しみな場所。
でも、彼岸花がもうピークを過ぎ、しばらく見頃になる花はないようだ。
「サル、イノシシに注意」という看板に驚き、ちょっとドキドキしながら歩いた。
確かに、ちょっと山が近いとサルやイノシシがよく現れる地域ではある。
翌日、家の近くをウォーキングした。
(というより、散歩に近いかも)
1㎞くらい離れたところに、お花畑を作っているおばちゃんがいるので、そこを目指して歩いた。
春には、あんなに色とりどりの花が畑を埋め尽くしていたのに、秋の花はあまり植えてなかった。
話を聞くと、今年の夏は暑過ぎてうまく育たなかったという。
今は、来年の春に向けて種を蒔いたり苗を作ったりと準備中らしい。
「また春を楽しみにして来ますね」と言って別れた。
家の近くに大きな公園がある人が羨ましい。
我が家は住宅街にあるので、景色を求めるなら川沿いを歩くしかない。
でも、小さな川なので道も狭い。
ススキやセイタカアワダチソウで埋まっているような川だ。
ウォーキングはしたいけれど、適当な場所がないので困っている。
ただ歩くだけが目的ではなく、のんびりと自然を楽しみながら公園を散策したい。
もう少し、ウォーキングに適した場所を探してみたい。