2001年8月、家族旅行で富山長野方面に出かけました。
(今回はツアーを利用)
8月24日
飛行機で名古屋まで行き、観光バスに乗り換え。
バスでひらすら走り続けて着いたのは白川郷。
雪の中の合掌造りの写真はよく目にしていましたが、夏の風景はまた別物でした。
茅葺き屋根が点在する農村の中をのんびりと散策しました。
建物の中も見学しました。
中央には囲炉裏があり、壁には雪道を歩くためのわらぐつが吊るされ、部屋の隅には蚕の繭がありました。
上を見上げると屋根を支える木々がしっかり組まれていました。
外ではコスモスが満開でした。
富山市まで走り、薬屋さんで丸薬作り体験をしました。
「越中富山の薬売り」といいますものね。
25日
宇奈月駅からトロッコ列車に乗り、黒部峡谷の景観を楽しみました。
その後立山駅まで行き、いよいよ立山黒部アルペンルートの始まり。
室堂まで行って、ツアーにはつきものの記念撮影。(標高2450m)
室堂ターミナルから遊歩道を進むと、青く澄んだミクリガ池が現れます。
紺碧の湖面に山々の姿を映し出し、息を呑むような美しさ。
何の知識もなく出かけたので、美しい湖に出会えて嬉しかったです💓
そして、黒部平(1828m)から黒部湖、黒部ダムへ。
もうすぐ放水が終わると聞いて、ダッシュで堰堤の方へ走ります。
勢いよく噴出していた水がだんだん細くなってきます。
(何とか見られたので満足しておきましょう)
堰堤の高さが186m、総貯水量2億㎥という日本最大級規模のダム。
多くの犠牲者を出した過酷な工事だったそうです。
2日目は長野県の大町温泉に宿泊しました。
26日
旅館を出る直前、実家より電話。
嫌な予感は当たり、祖父の訃報連絡でした。
(子どもにとっては、ひいじいちゃん)
明日が葬儀なので、どうにか間に合います。
とにかく今日は予定通りにバスで上高地へ。
バスが駐車場に辿り着けないほどの混雑で、道路を進めません。
添乗員さんが「みなさん、バスを降りて歩いてください」と促します。
ぶらぶら歩いて、河童橋へ。
その辺りを散策することにしました。
ところが長男が行方不明になってしまいます。
一人で梓川の向こう岸を歩いていたようです。
(いい加減にしてよね💢)
(父親も大変おかんむり❗️)
こうして旅は終わり、名古屋から飛行機に乗り、帰路につきました。
明日は家族で告別式に行くので、のんびりできません。
早く寝て疲れを取らないと。