中国旅行記 その1
1984年8月に中国に行きました。
初日は香港から始まります。
香港は1997年に中国に返還されましたが、当時はイギリス統治下。
私のイメージする香港は、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」(1973年)の舞台でした。(ちょっと古いかな)
まず、「タイガーバームガーデン」という公園へ。(1935-2000年)
「タイガーバーム」という軟膏(消炎鎮痛剤)で大富豪となった胡兄弟が、その売上げで造った公園です。
地獄や極楽のジオラマが極彩色で作られ、派手派手‼︎
これぞまさに中国と感じました。
次にレパルス・ベイへ。
ビーチのはずれには天后廟があり、そこに長寿橋がありました。
1回渡るたびに寿命が3日延びるとか3年延びるとか言われています。
行きに渡って、帰りにも橋を使うと引き返すことになり意味がないとか。
(本当かな?信じるものは救われるというからねぇ)
夜は渡し船に乗って、水上レストラン「JUMBO」へ。
眩いばかりのイルミネーションでキラキラ輝いていました。
観光ツアーで行くと、必ず案内されるお店だったようです。
中華料理よりも、レストランの豪華さに目を奪われていました。
その「JUMBO」も2020年に営業停止となり、2022年に曳航される途中で南シナ海に沈没しました。
重量オーバーだったのかもしれませんね。
時の流れを残酷に感じる出来事でした。
100万$の夜景を眺めて1日が終わりました。