昨日の午前中、高松市と三木町に広がる「公渕(きんぶち)森林公園」に出かけた。
春は桜が見事で花見客が絶えない場所で、なぜか桜🌸を見つけた。
ここらの木はソメイヨシノだったよなぁと不思議に思いつつ写メする。
(ちょっとピンボケはご容赦ください)
家で調べてみると、台風の影響でそうなることもあるらしい。
台風で風が吹いて葉が落ちると桜は冬が来たと勘違いする。
その後気温が高くなると春が来たと勘違いして花を咲かせる。
桜の「返り咲き」というそうだ。
へぇー。ちゃんとした理由があるんだね。
公渕森林公園は大きな池とたくさんの樹木の中に遊歩道があり、県民いこいの場として昭和53年に開園した。
四季折々の花やウォーキング、デイキャンプなどを楽しむのに多くの人が訪れる。
昨日は閑散としていたが、菊花展の準備が着々と進んでいた。
秋は菊を観る季節なんだと再認識した。
「百日草ザハラスターライトローズ」
白い花の中心はビビッドピンクで、バイカラーが鮮やかだ。
「サルビアフリップサイド」
ライムグリーンのホウ(包葉ー花を保護する葉)から赤い花が咲いている。
花が咲く前でも綺麗だと思う。
燃えるような赤の「サルビア」
「メランポジウム」
こんもり茂った株に明るい黄色の花を咲かせる。
この4種類の花で花壇を彩っていた。
森林浴は静かな森の清浄な空気の中を歩くことで、木の香りが体に満ちて心が落ち着く効果がある。
名前を知らない樹々に囲まれてゆったりと歩く。
道端で「山萩」に出会う。
控えめな花なので、見過ごしそうだった。
小さな蝶形の花が可愛らしい。
ようやく紅葉している木を見つけた。
近くで見ると柿の木みたいだ。
晩秋が近づくにつれ、柿の葉が黄色、オレンジ色と色づいていくことを「柿紅葉」というらしい。
俳句でも晩秋の季語だ。
(初めて知った)
遠くからは黄色に見えた葉が、緑色を残していたり、オレンジぽかったりする。
黒い斑点があっても、また味がある美しさだ。
最後にこんな一つ目小僧に出会う。
土台の石の中央部分は空洞で内側を赤く塗ってある。
この角度から撮らないと、舌を出してるように見えない。
(なぜこんなところにあるんだろう?)
「返り咲きの桜」は帰り道で見つけた。
秋を見つけに出かけたのに桜まで見つけて楽しかった。