アリスの雑記帳

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やっぱり赤かぼちゃ❓

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2007年 直島滞在記 その2

2007年11月24日

直島の玄関口宮浦港で人々を出迎えてくれるのは「赤かぼちゃ」。

言わずと知れた草間彌生さんの作品です。

彼女は「太陽の『赤い光』を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった」と語っています。

真っ赤な外観に施された黒い水玉のうち、いくつかは穴が開けられ、中に入れます。

上の方の穴から顔を出してパチリ❗️

人気のある作品は2006年に制作されました。

 

今日は「地中美術館」に行きましょう。

安藤忠雄設計)

2004年に「自然と人間を考える場所」として設立され、瀬戸内の景観を損なわないよう、建物の大半が地下に埋設されています。

クロード・モネジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が恒久設置されています。

チケット売り場から美術館に向かう途中に、モネの庭がありました。

水に浮かぶ蓮の葉を眺めた後、モネの作品を鑑賞できる流れですね。

美術館は不思議空間。

言葉では到底説明できません。

 

次は本村地区に移動し「家プロジェクト」を見て回ることにします。

「家プロジェクト」とは1998年に開始された、空き家を利用した作品展示です。

「家プロジェクト はいしゃ」です。

大竹伸朗さんの手によるもの。

かつての歯科医院兼住宅を、ペインティングやスクラップなど多様なスタイルによって作品化しています。

私のお気に入りは、千住博さんの「家プロジェクト 石橋」です。

築100年の民家を改修し、滝を描いた大作や崖をモチーフとした襖絵などが展示されています。

迫力に圧倒されました❗️

もっと見学したかったのですが、船の時間があるので諦めました😓

 

ベネッセアートサイト直島」は直島、豊島(豊島)、岡山県の犬島を舞台にベネッセホールディングスと福武財団が展開しているアート活動の総称で、瀬戸内の美しい風景と調和した現代アートが島内の至る所に点在しています。

2010年から始まり3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭」は、ベネッセアートサイト直島香川県が中心となって行われているイベントです。

(次回は2025年)

開催期間の高松港では、島へ渡る船を待つ人の長蛇の列が見られます。

混雑しない時期にのんびりと散策するのがおすすめです。