アリスの雑記帳

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龍馬をめぐる旅

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2023 長崎の旅 その3

10月22日午前中は、坂本龍馬ゆかりの地をめぐることにしました。

この日は電車もバスも一日中無料デーだったのでラッキー!

 

まずバスで風頭山まで行きます。

坂を下るのは徒歩でも大丈夫でしょう。

風頭公園に向かう道に「小川ハタ店」がありました。

入りながら「ハタって凧のことなんや」と言ってると、職人の小川さんが「長崎ではハタって言うんよ」と答えてくれました。

壁には有名人の写真や色紙がたくさん並んでました。

お土産に小さいハタを買いました。

(来年は辰年だものね)

風頭公園に行くと、ハタあげ広場がありました。

坂本龍馬之像」です。

力強く腕組みをし長刀を携え、ブーツを履いた左足は台座からはみ出ています。

威風堂々と立つ姿は自由奔放で枠にとらわれない龍馬の人物像を表現していると言われています。

台座1.8m、龍馬3mのこの像は、1989年に募金によって建立されたそうです。

そばには司馬遼太郎の『龍馬がゆく』の文学碑も。

龍馬ファンの聖地とも呼べるスポットですね。

展望台からの眺めもバッチリ!

前方右側の電波塔があるのは、昨晩行った稲佐山です。

逆に眺めるのもなんだか不思議な気分です。

風頭公園から寺町までの石段混じりの坂道が「龍馬通り」です。

幕末に龍馬も通ったのでしょうね。

 

通りの途中に「亀山社中記念館」があります。

龍馬が長崎に設立した「亀山社中」は日本初のカンパニーといわれ、航海技術を生かして物資の運搬や貿易の仲介を行いました。

記念館は亀山社中の遺構として伝わる建物を2009年から長崎市が整備・公開しているものです。

ゆかりの品が展示され、龍馬を身近に感じることができました。

ボランティアのおじさんがいろいろ説明して下さって、展示物の意味が頭にしっかりと入りました。

(おじさん、ありがとう)

亀山社中創設130周年を記念して1995年に「龍馬のぶーつ像」が設置されました。

大きなブーツで、靴のまま履いて記念撮影ができます。

猫ちゃんが日向ぼっこしていますが、尻尾が曲がっています。

友人の話によると、長崎には「尾曲がり猫」が多いそうです。

貿易の中継地インドネシアを出航した船に乗って長崎に上陸し、定着したという説があるようです。

 

龍馬は土佐人なのに、長崎とこんなに縁が深いのを知りませんでした。

亀山社中」「海援隊」など聞いたことがある程度でしたが、現地を訪ねると、幕末に活躍した龍馬の足跡の一端を詳しく知ることができました。

 

毎日ぼんやり生きている私にはいろいろと刺激になりました。

 

その4につづく