2004年夏 北海道家族旅行の思い出
夏休みになると、高松から千歳までの直行便が出るのでそれを利用して北海道に出かけた。(昔のお話)
8月6日
12:00発の飛行機で千歳空港へ。
レンタカーを借りて稚内目指して約5時間ひたすら走り続ける。
風力発電のプロペラが海岸沿いにあったりしたが、風と海だけで何もない西側の風景。夕陽が沈んでいくのは寂しい感じだった。
次男がひとこと「黄泉の国に行くみたい」
(君はいつ黄泉の国を体験したんだい?)
日が落ちても景色が見えて不思議な旅だった。
ペンションに着いたのは8時過ぎで、用意してくれていた夕食も冷めていた。
8月7日
7:30発のフェリーで礼文島(日本最北端の離島)へ。
あいにくの曇天だった。
スコトン岬は島最北の岬で、正面には無人のトド島が浮かぶ。
澄海(スカイ)岬では水が透き通った入江を一望できた。
昼食はウニ丼、海鮮丼、ウニクリームパスタなど超豪華に❗️
本場のウニは甘くてとろーり、満足した❣️
地蔵岩、桃岩などを眺めて13:40のフェリーで利尻島へ。
車で島を一周したけれど、残念ながらどこからも利尻富士は望めず。
旅館では昆布風呂に入る。
お肌にしっとりと優しいお湯だった。
8月8日
日本最北端の地の碑が立っている。
どこへ行っても最北端という言葉ばかり。
サハリンの島影は見えなかったなあ。
海岸線に沿って走ったが、店らしきものが目に入らない。
コンビニも見当たらない。
猿払村あたりでようやくコンビニを見つけた。
風がめちゃくちゃ強くて、帽子を気にするどころか、体が前に進めないほどだった。
(風速10mくらいあったらしい)
その後クッチャロ湖を眺めて、塩狩峠記念館へ。
ここは、三浦綾子の旧宅を部分移築して開設された記念館だ。
(『塩狩峠』は涙なくしては読めない)
ホテルは旭川だったが、時間があったので、南の美瑛の丘巡りをした。
これがとても良かった。
北海道らしい大きな空と大地。
8月9日
さっぽろ羊ヶ丘展望台に立ち寄り、クラーク博士の像に挨拶して空港へ。
高松に戻った途端、じっとりと汗ばんできた。
北海道もこの旅行中は30°Cくらいはあったけれど、香川とは全然違うなぁ。
21年も昔の家族旅行でした。
お読みくださってありがとうございます😊