これは「瀬戸内芳醇オレンジケーキ小丸」というスイーツ。
9月20日に長男からLINEが来た。
日経新聞のプラス1(9月16日付け)の写真が添付されている。
何だろうと思いつつ見ると「何でもランキング」というコーナーで、紅茶と合うオレンジケーキを専門家が選んでいる。
その第1位に「Shika」のオレンジケーキが輝いていた。
(といっても、第3位までしか載ってなかったけど)
「えっ?Shikaってあそこだよね」
「昔行ったことあるな」
「買ってみてというお薦めかなぁ?」
情報通の息子からのお知らせ。
たまたま国分寺で用事があった夫が、買ってきてくれた。
(ありがとう😊)
包装紙には「JAL国内線ファーストクラス機内食の茶菓に選ばれた」とある。
かなり評判のいいスイーツなんだ。
添付のミニリーフレットの内容は下の通り。
良質であるにもかかわらず、年々生産量が少なくなっていた香川県のネーブルオレンジ。Shikaでは、これをケーキにしたくて、生産者を探しネーブルオレンジを育ててもらうことから始めました。コトコト煮込んだ自家製のコンフィチュールと柔らかな生地が一体になった、香り、甘み、口当たり。3段階でおいしさが楽しめる、極上のこだわりケーキです。
ネーブルオレンジは、お尻の部分に「へそ」があるのが特徴。
英語でへそという意味の「navel(ネーブル)」が名前の由来。
甘味と酸味が強く、芳醇な香りがするのでリッチな味わいが楽しめる柑橘だ。
コンフィチュールはフランス語で、果物をシロップで煮詰めたものを指す。
煮詰める時に希少糖を使用しているが、これは香川大学が大量生産への道を切り拓いたもので、「レアシュガースウィート」という商品名で売られている。
地元の素材を用いて、丁寧に作られたケーキだということがよくわかった。
やっと、試食タイムだよ。
(蘊蓄たらたらとごめんなさい)
半分にカットしてみた。
生地の中にもオレンジピールが混ぜ込まれていて、オレンジの香りが爽やか。
皮の微かな苦味もあるけれど、優しい甘味と一緒になって気にならない。
コンフィチュールの水分が生地に染み込んでしっとりして、余韻が楽しめる。
一口ずつ甘みや酸味、香りを味わいながら、ゆっくりいただいた。
前評判に違わず美味しかった。
長男にお礼を言わなくちゃね。