先日、事故のニュースで「コリジョンコース現象」という言葉を知りました。
見通しの良い交差点で、相手の車が近づいたことに気づかない、あるいは止まって見える現象をいいます。
そして、出会い頭に衝突してしまうのです。
周囲に何もなくよく見える場所なのになぜ?
目の錯覚って恐ろしいですね。
うちの近くにも、田んぼの中の交差点があります。
でも信号機があるので、事故の心配はありません。
ふと交通事故の記憶が蘇りました。
20年ほど前の3月のことです。
友人と喫茶店でのんびりお茶を飲んだ帰り道。
川にかかる橋を渡ったところで、バイクと接触してしまいました。
道路は橋に向かって上り坂、橋を越えて下り坂です。
私は橋を渡ってすぐに川沿いを右折しようとしました。
ところが、ちょうどバイクが直進して来ていたのです。
坂道だったので、曲がる前には見えませんでした。
曲がろうとした時、「あっ、バイクだ」とブレーキをかけます。
本当にスローモーションの世界を体験しました!
「あぁ、ぶつかるー」とわかっていてもどうしようもありません。
ゆっくりぶつかって、コツンと当たりました。
バイクのおじさんが転びました。
(どうしよう?とにかく動かなくちゃ)
急いで車を道路脇に止め、おじさんのところに行きます。
救急車を呼んで、警察に連絡してと大変でした。
心臓がドキドキしてたまりませんでした。
おじさんが 腰の打撲で済んだのは不幸中の幸いでしょうか。
物損事故ということで、保険会社の人に間に入ってもらいました。
ちなみにその日の午前中は、長女の小学校の卒業式。
(涙うるうる)
とても長〜い1日でした。
翌日、相手の方のお宅へお見舞いに伺いました。
「体はどうもない」と言ってくださったので一安心。
雨の中、歩いて行ったので、傘はさしていましたが、びしょ濡れ。
車のありがたさをしみじみと感じました。
運転する時は決して気を抜かないこと!