中国旅行記 その4
4日目 念願の漓江下り❗️
高校の時、NHKで桂林の特集を見ました。
そして漓江下りの映像に心臓を鷲掴みにされました。
山水画、水墨画の世界が本当にあることに驚き、ぜひ行ってみたいと思うようになりました。その願いがかなうのです❣️
遊覧船に乗って、桂林から陽朔までの約80kmをのんびり下ります。
象鼻山、象に見えますね。
竹のいかだに乗ったおじさんがいました。
漁をしているところなのかな。
すぐに沈みそうに見えて不安な感じですが、川底が浅いから大丈夫かもしれません。
遊覧船はタグボートで牽引してもらって川面をすべるように走ります。
時々浅い部分があるので、船底をすらないようコントロールするのが難しそう。
さまざまな形の山や奇岩が私たちを迎えてくれます。
本当に山水画の世界に迷い込んだ気がしました。
中国の画人は、想像ではなく実物を描いたのですね。
水牛たちがのんびりと泳いで(歩いて)渡っていました。
驚いたのは、子どもたちです。
ただ泳いでるのなら別に気になりません。
でも彼らの目的は遊覧船に近づいてお菓子をもらうこと。
危険を顧みず、船に近づいてきます。
観光客はデッキの上から、お菓子(多分チョコやキャンデー)を放り投げます。
なんだか、見ていて嫌な気分になりました。
欧米人が多かったように思います。
6時間半にわたる長い船旅を終え、陽朔の街に到着しました。
胡弓(500円)と人民帽(200円)をお土産に買い、バスで桂林に戻りました。
1日がかりの漓江下りは驚きと感動が大きく、疲れを忘れてしまいました。