曇り空の下、虎丸山がくっきりとした稜線を見せている。
今日は「とらまる公園」のお散歩。
園内にはたくさんの植物があり、知らないものが多い。
ワクワクしながらスタート。
夜中の雨で葉がしっとり濡れている「モミジバフウ(紅葉葉楓)」。
正式には「アメリカフウ」という。
公園や街路でよく見かける木だけどまだ緑色だ。
やがてオレンジ→赤→紫と変化していく。
紅葉の時期が楽しみ。
こんなところにリンゴか?と思ったら、「ツバキの実」だった。
初めてお目にかかるよ。
2、3月頃に緑色の実をつけ、半年ほどで成熟するという。
収穫後はお茶や椿油に利用される。
「ツユクサ」の花が密やかに咲いていた。
池にはたくさんの水草が浮かんでいる。
近寄ると小さな白い花が咲いている。
変わった名前だね。
公園の遊歩道は大きな樹々に囲まれていて、ちょっとした森林浴気分を味わえる。
生垣に使われているのは「アベリア」という常緑低木花木。
白い小さな花の周囲に赤っぽいガク片がある。
花がなくなった後もガク片は残り、これが花のように見える。
これは何だろう?
友人に尋ねると「ヨウシュヤマゴボウ」だと教えてくれた。
先端の花に花びらはなく、白い5枚のガクが開いて小さな梅の花のように見える。
やがて黒く熟してブドウのような果実の穂ができる。
(有毒なので食べられない、要注意)
足元に小さく咲いているのは「ハギ」の花。
秋の七草の一つだ。
ちょっぴり控えめなハギだな。
たくさんの植物と出会い、面白い時間を過ごせた。
季節が進むとどんどん木々が色づいてまた違った趣を見せてくれる。
ようやくお散歩ができる気候になったので、積極的に出かけるようにしよう。