7月スタートのドラマをチェックしていたら、テレビ朝日の木曜ドラマに『ハヤブサ消防団』を見つけた。
スピード感があり素早く火災を鎮火させる消防団のお話かなと思った。
いやいや、ミステリ作家が田舎の消防団に入り、連続放火事件に隠された真実を暴くお話らしい。
原作が池井戸潤さんと知り、これは見なくちゃと録画設定をした。
池井戸潤さんの作品にはハズレがない。
デビュー作からほとんど読んでいるけれど、初期は銀行や証券会社、町工場を舞台にした作品が多かった。
「半沢直樹」シリーズはドラマ化されて大ヒットした。
俳優さんの演技力も大きいけれど、やはり原作の内容が面白い。
そこで、第1話を視聴した。
話がどのように展開していくのか気になって仕方がない。
第2話を見た後、これはどうしても原作を読みたいと思った。
書店に行くと、1,950円。
手に取り、戻し、手に取り、戻し。
最近書籍の値段が高くて、なかなか買えない。
(現在無収入、年金もまだもらえないので)
図書館に行っても、順番待ちなので、今読みたいって思った時に読めない。
すると、夫が「メルカリでチェックしたら?」
なるほど、気づかなかった。
1,200円で手に入ることになり、届くのを心待ちにした。
月曜日に届いたので、昨日(水曜日)一気読みした。
ドラマのキャスト(中村倫也や川口春奈)がそのまま頭に浮かんできて、とても読みやすかった。
もつれた糸をほぐすように謎が解明されていくと、その先が知りたくなり、一気に読んでしまった。
これで安心してテレビドラマを見ることができる。
それにしても、昨年9月に出版されていたのを知らなかった。
書店にはちょくちょく行って読みたい本をチェックして、図書館へ行こう。