先日庭の水やりをしていたら、緑の葉の隙間からチラリと白い色が。
もしやと思い、葉をかき分けて確認しました。
ひそやかにクリスマスローズの花が2輪咲いていました。
元々うつむきかげんに咲く花です。
いつもなら、茎をスッと伸ばして「ここだよ」とばかりに咲いているのに、今年は随分控えめです。
葉に隠れるように恥ずかしげに花をつけていました。
下からカメラを差し込んで、どうにかパチリ❗️
「いたわり」「慰め」
古代ヨーロッパでは、原種のクリスマスローズが持つ清らかな香りには人の心を癒す効果があると考えられていました。
可愛らしい花を眺めていると、自然と心が落ち着いてきます。
「私を忘れないで」
中世ヨーロッパでは、騎士たちが戦場に向かう時、自分を忘れないで欲しいという願いを込めて、恋人にクリスマスローズの花を贈ったそうです。
とてもロマンチックなエピソードです。
「合格」
日本ではこんな花言葉がつけられました。
花に見える部分は、実はガクです。
ガクは花びらのように散って落ちることがありません。
だから受験を応援する「合格」につながるのでしょう。
この写真は、昨年の今頃、花盛りの公園で撮ったものです。
色とりどりに咲いているたくさんのクリスマスローズは、迫力がありました。
また眺めに行きたいものです。