2015萩・津和野の旅 その2
8月9日は晴天に恵まれる。
まず「松下村塾」へGO!
江戸時代、萩にあった私塾。
1857年から吉田松陰が主宰し、高杉晋作、伊藤博文ら明治維新に活躍した多くの人材を輩出している。
階級や身分に関係なく塾生を受け入れたのが特徴でもある。
2015年には世界遺産となった。
こんな小さな塾から、1年余りで志ある若者が多く生まれたのは驚きだ。
明治維新の先覚者、吉田松蔭を祀る「松蔭神社」は学問の神様として敬われている。
次に「花燃ゆ大河ドラマ館」を訪れる。
小道具や衣装、キャスト紹介のパネル展示、ロケメイキング映像の上映などを通して「花燃ゆ」の世界観を感じられるドラマ館だった。
そして、萩藩の御用を務めた豪商の「菊屋家住宅」を見学する。
お座敷に座って手入れの行き届いたお庭を眺める。
車は長門市仙崎へ。
「みんなちがって、みんないい」
どこかで聞いたことのあるフレーズ。
明治36年(1903年)に生まれ、大正末期に彗星の如くあらわれ、幻の童謡詩人と呼ばれた金子みすゞは、26歳の若さでこの世を去る。
みすゞ生誕100年に当たる2003年4月、幼少期を過ごした書店金子文英堂跡地に「金子みすゞ記念館」がオープンした。
優しさに貫かれた作品の数々をゆっくりと見て回った。
とても内容が充実していたので大満足だ。
お腹をすかせたままドライブし、下関市の角島大橋のたもとにたどり着く。
生憎の大渋滞。
渡るのは諦めて、近くのイタリアンレストランで大橋を眺めながらのランチ。
CMでよく見かける角島大橋。
一般道としては日本屈指の長さを誇り、なんと1780mもあるらしい。
走るのは気持ちいいだろうなぁ。
本州の西の端まで来たところで、そろそろ帰るとしよう。
萩・津和野の旅は見どころがたくさんあって楽しかった。
次はどこに行こうかな?