「秋を感じる音楽とパフォーマンスのひととき」を設けようと「オータム芸能フェスタ」が開催された。
初めての試みである。
市民美術展は毎年のように開催されているけれど、文化芸能活動を披露する機会がなかったので、私たちフラメンコチームは発表の場が増えて嬉しい。
先日10月12日に「ほろ宵祭り」があり、夜屋外のステージでも踊った。
今日は少しメンバーの入れ替わりがあったが、ほぼ同じフォーメーションで踊れた。
さて、今回の衣装は写真の通り。
白いブラウスと、青系の「ファルダ」(スカートのこと)を着用した。
使用した小物はこちら。
左の扇子は「アバニコ」という。
閉じたり開いたり回したり、自分の腕と一体となるよう意識して動かす。
(まだまだ練習不足だ)
右の帽子は「コルドベス」という。
フェルトでできたつば付きの帽子で、被ったり脱いだり回したりして、動きを大きく見せる。
(意外と重いので腕が疲れるよ)
こちらが靴で「サパトス」という。
靴裏には爪先とかかと部分にたくさんの釘が打ってある。
スペインの職人さんが丁寧に打ち付けている。
この釘があるので、フラメンコ独特の足の音を鳴らすことができる。
靴音でリズムを打ち出す技を「サパテアード」というが、爪先、足の裏前半分、かかと、足全体などで打ち、さまざまなリズムを作り出す。
フラメンコの大きな魅力の一つだと言える。
良い音を鳴らすには、床が大切だ。
フラメンコだけの発表会の場合はステージ全面にベニヤ板を敷き詰める。
安心して靴を打ち鳴らすことができる。
でも今日のイベントではステージには何も敷かず、そのまま使用。
昨日のリハの時も、足元が滑らないように注意すると結構足に力が入った。
今日の本番も、サパテアードの部分はふわふわした感じになってしまった。
回転する時も滑らないように気を使った。
まあ、なんとかうまく終わったのでよかった。
キッチンカーが3台来てたので、みんな唐揚げやみたらし団子に舌鼓を打っていた。
全体としては、楽しいイベントだった。
お客さんも結構入ってたのでイベントとしては成功したのかな?