私は読書が趣味だ。
特に時代小説や歴史小説がお気に入り。
最近は髙田郁さんにはまっていた。
2016年2月にハルキ文庫から「あきない世傳(せいでん)金と銀」が刊行された時、迷わず購入した。
それは「みをつくし料理帖」シリーズがとても面白かったからだ。
「澪ちゃんどうなるの?」と友だちと話し合うのも楽しかった。
「あきない世傳」は半年に1冊のペースで刊行された。
続きが気になって、まだかまだかと書店に足を運んだものだ。
2022年8月刊行の第13巻で完結した後は、寂しかった。
昨年8月に特別巻上を見つけた時は「やった」と飛び上がりそうになった。
そして先ほど特別巻下を手に入れた。
本当にファン待望の特別巻❗️
短編集なので、少しずつ味わうことにしよう。
市立図書館では、あさのあつこさんの時代小説をたくさん読んだ。
シリーズものが安心して読める。
読みたい本がなくなったので、書店の時代小説コーナーへ。
すると「本所おけら長屋」が目に止まった。
シリーズは20巻もあるらしい。
値段が(1冊619円➕税)だったので悩んでいると、「本所おけら長屋読み始めセット」があるではないか。
3冊でなんと1000円という大特価。
これは買うしかないよね。
読んでみて面白かったら続きを買うことにする。
ひと癖もふた癖もある長屋の住人が毎日いろんな騒動を起こす。
貧しいけれどお節介な人たち。
早合点して、話を聞くより前に行動してしまうそそっかしい人たち。
家賃をためこんでいるのに、なぜかいつも居酒屋で飲んでいる。
面白おかしく日々を過ごす江戸庶民の生活に、笑って、泣いて、心がほっこりする。
畠山健二さんは演芸の台本執筆や演出もされてるらしい。
話におちがあって、落語を楽しんでいる気分になる。
それでつい続きを買ってしまった。
読めば読むほど、もっと読みたくなるシリーズに出会って嬉しい。