中国旅行記 その5
5日目 桂林のホテルは二階建ての簡素な造りでした。
部屋には花柄の魔法瓶があり、中のお湯は冷めてました。
食事は香港→広州→桂林と内陸に行くにつれ、器や料理が質素になりました。
朝食のお粥はホーローのボウル入りでした。
鯉の唐揚げは、ぶつ切りにして揚げただけ。
骨が多く泥臭い感じがして、あまり食欲が湧きませんでした。
午前中は市内観光に出かけました。
「畳彩山(じょうさいざん)」
岩盤が横に層を成す地層と豊かな色彩にちなんだ名です。
明月峰の頂上からは桂林市内と漓江が一望できます。
けれども頂上に着いた途端に土砂降りとなり、期待した景色を眺めることができませんでした😨
「還珠堂(かんじゅどう)」
伏波山のふもとに、一年中風が通り抜ける鍾乳洞があります。
「子どもが竜王の珠を盗んだが、母に叱られ返しに行った」という昔の言い伝えから名付けられました。
「七星公園」
公園内には七つの峰があり、北斗七星の配置と似ていることから七星公園と呼ばれるようになりました。
「駱駝山」は見ればすぐ納得の形🐫ですね。
首の部分が崩れそうで崩れないのは大きな地震が無いからとのこと。
公園内にある「桂海碑林(けいかいひりん)」です。
1600年前の南北朝時代から近代まで合わせて200以上の石刻がありました。
さまざまな碑文が刻まれて現代まで残っているのですね。
午後、飛行機で再び広州へ。
夕食は広東料理でした。
子豚の丸焼きがテーブルの真ん中にドーンと出てきました❗️
どうやら表面の皮を食べるようです。
パリパリの皮をマスタードや砂糖などをつけて、いただきます。
脂がしっかり乗ってる感じだったかな?(記憶が定かではない😅)
おばけのような冬瓜のスープも登場しました。
さすが「食は広州にあり」です。
6日目
列車で香港に移動し、昼食は飲茶。
美味しくいただきました❣️
さようなら中国。
↓ 🛩
ただいま日本。
驚きだらけの中国旅行でした。(1984年8月)
現在は随分変化しているでしょうが、桂林は悠久の自然を保っていると信じています。