昨日、原田真二さんの名曲ライブを聴いた。
大昔の可愛いイメージが影を潜め、お茶目なぽっちゃりおじさんになっていた。
「四国新聞女性クラブ」の会員イベントでのライブ。
女性クラブとは香川の18歳以上の女性限定の会員制組織で、各界で活躍する有名人を招いた講演会などを通じ、文化的教養の向上に寄与することを目的としている。
会員数は2000名で、私は案内が来た日にwebですぐに申し込んだ。
2018年度、2019年度と楽しく面白くタメになるイベントに参加した。
宮本亜門さんや、IKKOさん、大地真央さん、尾崎亜美さんなどがとても印象に残っている。
2020年度も準備していたのにコロナ禍で中止となったので、今回は5年ぶりの開催となる。
13:30開演のところ、13:15頃に入ると「1階は満席でなので2階、3階へどうぞ」と誘導された。
2階の最前列と2列目に縦に2席空いてたのを見つけ、友人と2人滑りこむ。
いつもは講演が先なのに、ステージにはピアノが。
プログラムを見ると、最初に名曲ライブがあるようだ。
そして、いよいよ原田真二さんの登場。
ちょっとおどけた調子であらわれ、椅子に座ってギターを爪弾く。
曲は「てぃーんずぶるーす」
高い音域が苦しそうだったけど、現在はこういう声なんだと納得。
途中で「らららーららーらーららら、らららー」と会場と一緒に合唱。
反応が鈍いとやり直しをさせられる。
1977年10月に「てぃーんずぶるーす」でデビュー。3ヶ月連続でシングルを発売。その全てが同時にベスト10入りし、デビューアルバムが初登場1位を記録するという日本音楽史上初の快挙を成し遂げる。
現在はチャリティーコンサート、復興支援ライブも数多く行い、音楽を通じ、周りを思いやる優しさ「大和」の心を世界中に届ける活動を展開している。
デビュー当時、私は高校3年生。
受験生なのでテレビばかり見てると叱られた。
音楽的才能があるのに、どちらかというとアイドル的な扱いだったように思う。
ルックスが可愛かったもの。
あれから47年、見た目も声も変化して当然のこと。
(人のことをとやかく言える立場じゃありませんが)
2曲目はピアノに移動し、「キャンディ」を演奏するかと思いきや、伴奏のメロディーが違ってる。
「そばかすなんて•••」と「キャンディキャンディ」のテーマ曲が。
でも手拍子してる人たちも一部いて驚く。
改めて「キャンディ」を歌う。
とても懐かしかった。
次に小学校の校歌を披露。
こんな校歌を歌える小学生が羨ましいと感じた。
最近の曲を一曲歌い、アンコール。
当然「タイム・トラベル」だった。
「時間旅行のツアーはいかが」をみんなで何回も繰り返し歌った。
一世を風靡したアーティストが親しみやすい可愛いおじさんになって間近に現れた。
ライブはだから面白い。