東かがわ市の引田(ひけた)地区では、昔ながらの町並みを町おこしに繋げようと約60軒に様々なひな人形が飾られている。
毎年、2月下旬から3月3日にかけて行われる「引田ひなまつり」に初めて出かける。
2003年に始まり、今年で22回目を迎える人気イベントだ。
駐車場横では婦人会のみなさんが、豚汁やレモンティーのお接待をしている。
地域をあげてボランティアなどで参加し、盛り上げようとしているのがわかる。
軒先の釣り飾りも可愛らしい。
こぢんまりしてるけれど、7段飾りだ。
市松(いちま)人形が勢揃い❗️
真ん中で足を高く上げているのは、笠置シズ子さんだろう。
(東かがわ市は彼女の生誕の町)
古い町並みの途中には「かめびし屋」という醤油屋さんがある。
1753年の創業以来、「むしろ麹法」を守り続けて醤油を製造している。
建物の壁はべんがら色で塗られ、下にはナマコ壁。
なかなか風情があるなぁ。
格子の向こうに親王飾り。
周囲の装飾も素敵。
さるぼぼがたくさん格子をよじ登ってる。
子どもの健やかな成長を願ってるね。
こちらは現代的な顔立ちのお雛様。
十二単も飾られていて驚く。
足元では雛人形が華やかさを加えている。
豪華な御殿の中のお雛様。
かなり古いものを大切にしているのが伝わってくる。
薄暗がりの中でも御殿飾りの煌びやかさが浮かび上がる。
古いものでは江戸時代のものもあるらしい。
(時間がなく、有料だったのでパス)
昭和時代も30年代、40年代、50年代、60年代のものがあり、平成、令和の雛人形まである。
展示以外に、アトラクションもある。
今日は琴やハーモニカの演奏があった。
明日は子どもの雛行列や茶会が催される。
まら、ブギウギダンスショーもあるとのこと。
我が家のお雛様は、階段下の物入れの中で眠りっぱなしだ。
久々にお雛様を見て、幸せな気持ちになった。