ギザギザのついた赤い実を初めて見た。
ハイビスカスローゼル(ローゼル)はアオイ科フヨウ属の多年草。
果実を利用して、ジャムや塩漬けなどが作られる。
洗ったローゼルを横向きに置き、ギザギザのガクのすぐ下に包丁を入れる。
実、ホウ(苞)、ガクに分けてみた。
実を取るにはホウを手で剥いても良いけれど、cookpadに面白い方法があった。
菜箸の太い方でグッと押して身を取り出す。
何個も連続して押し出すと、こんな風に数珠繋ぎでホウだけが残る。
「ドンドコ実が取れる」とあったが、その通りで可笑しかった。
ザルに入れて、天日干しにする。
三日ほど乾燥させるとこんな感じ。
さあ、いよいよハイビスカスティーを淹れる時が来た。
ハイビスカスティーは、ハイビスカスじゃなくローゼルを使うのを知った。
(へぇー、みんな知ってるのかなぁ?)
ビタミン、クエン酸、カリウム、ポリフェノールなどが含まれ、アンチエイジングや疲労回復への効果が期待できるらしい。
ポットにドライローゼルを入れ、熱湯を注ぎ、5〜6分蒸らす。
ローゼルの量が少なかったので、8分蒸らすとピンク色🩷
写真よりずっとピンク色だった。
飲んでみると、酸味が強くて少し癖のある味だった。
夫は「ちょっと苦味を感じる」と言うので、蜂蜜をプラス。
だいぶ苦味が緩和されて飲みやすくなったようだ。
カルピスをプラスすると美味しいとか、ローズヒップティーと合わせるとか、いろいろな飲み方があるので、チャレンジしてみよう。
ハーブティーは、美味しさを味わうというより、ゆったりした気分でお茶の時間を楽しむという場面で飲むのがいいのではないかと思う。
好みは人それぞれなので、ブレンドも面白いだろうな。