今日は初めての花材が多かった。
枝物として、紅アオイとサンゴミズキの2種類があった。
枝のしっかりした「サンゴミズキ」を主線に使う。
「サンゴミズキ」は赤い枝が珊瑚礁のように見えるミズキ科の落葉低木。
まだ真っ赤にはなってないけれど、赤い枝は新鮮だ。
「紅アオイ」は主線にした「サンゴミズキ」に添わせる感じで入れる。
「紅アオイ」は赤い実がたくさんついた枝をよく見かける。
別名「ローゼル」というハイビスカスの仲間で、花の後に実を包んだ赤いガクができる。
(ハイビスカスティーなどにも利用されるので有名)
この緑色はなんだ?
調べてみると、グリーン系ローゼルで「ローゼル カクテルアイボリー」という品種らしい。
紅色じゃない紅アオイ、複雑。
赤紫の花は「クルクマ」。
マレー半島原産の熱帯植物で、鮮やかな色をしている。
ここまで3種類は初めての花材。
今日の「りんどう」は白が主体で涼しげな印象。
長い1本の枝にたくさん花がついているのを4つに切って用いる。
仕上げは「レッドドラセナ」。
緑の葉はクルクマの葉。
緑の濃淡が面白い。
斜め上から見た表情。
さあ、先生に修正をしていただく時間。
最初に「中心はどの花?」と聞かれ、「中心がありません😅」と返すしかなかった。
花器を少し回すと、クルクマが正面に見えるようになる。
(何も考えずにぽんぽん生けてしまったなぁ)
そして、ドラセナとクルクマの葉を左手前に持ってくる。
枝物が左上から右下へのラインで、花が右上から左下に流れているのでクロスした状態。
ドラセナとクルクマの葉で左下を補強することに。
随分バランスが良くなり、すっきりとした❣️
先輩の作品。
サンゴミズキがとても伸びやかに生けられている。
お花たちは中心にぎゅぎゅっとまとまっている。
素敵。
学ぶことが多い。
でも面白い。
頑張ろう❗️