先日の長崎旅行は、見ること食べることに忙しく、お土産もカステラ類は駅からまとめて宅配便を利用。
でもガラス製品は別です。
鎖国時代から外国の玄関口として発展してきた長崎はガラス細工も有名です。
ガラスのマグネットは出島を描いたもの。
教会やビードロのデザインなど可愛らしいものがたくさんあり、選ぶのに困るほど。
ペンダントは「瑠璃庵」さんで購入しました。
青色の微妙な色合いが気に入りました。
美しい二層のカステラを見つけました。
その名も「綺麗菓(きれか)」。
長崎の方言では「綺麗な」を「きれか」と言うそうです。
抹茶と大納言、蜂蜜と大納言の組み合わせに目を惹かれ、つい買ってしまいました。
(カステラ何種類食べるつもり?)
上側のカステラはしっとりと柔らかく、抹茶と蜂蜜の風味がしっかり詰まっています。
下側の大納言部分は小豆がカステラ生地と混ざり合い、少し固めの食感ですが程よい甘さす。
二層の見た目と舌触りと味に満足しました❣️
長崎の友だちに薦められて「かんころ餅」も買いました。
これは五島列島の代表的な郷土菓子です。
「かんころ」とは五島地方の方言でサツマイモを薄く切って干したもの。
餅米にかんころを混ぜてつきあげると「かんころ餅」の出来上がり。
柔らかい間はそのままでも美味しいと説明書きにあったので、切ってそのまま食べましたが、ちょっと「ん?」という感じ。
「美味しい」という言葉は出てきませんでした。
やはり焼いた方が美味しいはず。
フライパンに薄くサラダ油をひき、両面をこんがりキツネ色に焼き上げました。
干し芋をお餅にしたような甘味で、香ばしさも加わり、そのままの時の何倍も美味しかったです。
サツマイモ、餅米、砂糖、水飴、ごまが原材料です。
素朴な郷土菓子が体に優しく、保存食として各家庭で作られていたのに納得です。
以上長崎の旅番外編でした。