四国新聞女性クラブのイベントがあり、八神純子さんの名曲ライブと風間トオルさんのトークショーを楽しみました。
特に驚いたのは、八神純子さんの歌声。
圧倒的な歌唱力と透明感のあるハイトーンボイスは、デビュー当時とほとんど変わらない素晴らしさ。
彼女は1978年1月に『思い出は美しすぎて』でプロデビューしました。
そして9月に発表した『みずろの雨』が60万枚の大ヒット。
「ザ・ベストテン」でよく久米宏さんにからかわれていたのを思い出します。
いい曲なのにキーが高くて歌えないので、低いキーで口ずさんだものです。
1986年にアメリカに移住しましたが、2011年の東日本大震災をきっかけに音楽活動を再開しました。
2022年には日本人として初めて「Women Songwriters Hall of Fame」(女性シンガーソングライターの殿堂)入りしたそうです。
約35分間のミニライブですが、しっとりした曲、パワフルな曲、懐かしい曲に元気をもらいました。
最初はピアノで『思い出は美しすぎて』から。
すっとハイトーンボイスが出るのにはびっくり❗️
(本物の八神純子だーっ)
デビュー当時と変わらないキーで歌えるのは凄い、そして素敵❣️
次に愛を歌う『約束』、『くじらの歌』が続きます。
(バックにくじらの鳴き声が聞こえました)
その後、「若い頃の歌で皆さんに元気とパワーを伝えたい」「普段のコンサートでは若い頃なんて言わないんですよ」と。
(会場を埋め尽くす2000人の女性は多分、彼女と同世代か、それ以上)
ピアノに戻り『みずいろの雨』。
めちゃくちゃ懐かしい歌の、力強い声に圧倒されました。
『ポーラースター』『パープルタウン〜You Ought know by Now〜』はマイク片手にステージを右に左に。
みんな手拍子を打って、大盛り上がりです。
いつまでも聴いていたいけれど『明日の風』という曲で締めくくり。
3オクターブの音域を誇る、まさに「昭和の歌姫」でした。
ずっとジョギングを続けているという話を聞きましたが、体を鍛えることが声を維持することに繋がっているんだなと感心しました。
「継続は力なり」です。
見習えるところは真似したいです。
生ライブの迫力は体全体に響き渡ります。
心が洗われました。
声がキラキラと光り輝いているようなステージでした。